サポートタイツを履かないことで股関節の痛みが解消されましたが、新たな悩みが出来ました。
しかも、かなり深刻です。
それは膝の痛み。
36キロのトレイルランニングの大会中に起きた事なんですが、最初の山を登り終え、急な下りに差し掛かった瞬間膝に激痛が走りました。
なんとか歩いて下りきりましたが、戦意喪失。
係員にリタイヤを告げました。
その後、病院で「腸脛靭帯炎(ランナーズニー)」と診断されました。
腸脛靭帯炎(ランナーズニー)
腸脛靭帯炎とは
腸脛靭帯炎とは腸脛靱帯が膝部外側で摩擦し、疼痛が発生することを言います。
ランニングによる膝障害の代表で、膝の屈伸運動を繰り返すことによって腸脛靱帯が大腿骨外顆と接触して炎症を起こすことで発生します。
特にマラソンなどの長距離ランナーに好発しやすい怪我です。
原因
主な原因はオーバーユースです。
他にも下記のような要因があります。
- 過剰なランニング時間と距離
- 柔軟性不足
- ウォーミングアップ不足
- 休養不足
- 急な下り坂
- シューズ
- 下肢アライメント(内反膝)
など
治療法
医師に言われたのは、とにかく休養。
保存療法が原則だそうです。
また発症した時はアイシングするように言われました。
処方されたのはモーラステープとロキソニン(痛め止め)。
予防するには
予防策は原因にあげたように十分なウォーミングアップや、柔軟性を高める。
トレーニングメニューを考え直し、シューズの選定をしっかりすること。
その他対策としてサポーターを使ってみました。

まとめ
よく考えるとなるべくしてなったんだなぁって改めて思いました。
36キロの大会1週間前に73キロの大会に出場。
体に疲労が溜まったまま次の大会に出てしまったこと。
大会当日、お腹の調子が悪くトイレに行く回数が多かった。
よってウォーミングアップ不足。
もともと体の柔軟性が不足していた。
他にも要因はあると思いますが、これだけ重なると怪我するわなぁって思いました。
完治後
痛みがなくなり、ランニングを再開しました。
痛みもなく順調。
怪我をする前よりストレッチをする時間を増やしました。
このまま完治したのかと思いきや、600mくらいの里山登山の下山時にまたも激痛。
今まで標高の高い山の下山時でも軽快に降りられていたのに…。
よく考えると今まで下山時に怪我をしなかったのはサポートタイツが膝周りをサポートしてくれていたから?と思うようになりました。
でも、履いたら履いたで登りで股関節が痛くなるし脱いだら脱いだで膝が痛む。
う〜ん、悩むなぁ。
まぁそもそも筋力不足、柔軟性不足が原因だからサポートタイツに頼らず地道に強化していこうと思います。