またまた余談です…笑
子供が生まれ、山に登る機会が減ったので体がなまらないように体力向上、また登山道具を買う資金を調達するために始めた新聞配達。
先日、3年4ヶ月で辞めました。
子供、嫁が寝静まった深夜2時に起床し配達を終えて5時すぎに帰宅。
みんなが起きる前に本業に出勤。
始めたばかりの頃は、帯状疱疹や寝不足からくるストレスなど体調不良に悩まされましたが、だんだんと体が慣れてきて月1回休刊日だけの休みに耐える体力が身につきました。

雨、風、雪が降ろうが配り続けました。
天候で1番辛かったのが雪ですね、
記憶に新しい平成30年豪雪、福井県をはじめ北陸全体に被害を及ぼした日です。
もちろん、その日も新聞を配達しました。
深夜2時。
配達に行く為外に出ると辺り一面雪景色。
深さは大体30〜40cmはあったと思います。
「車が動かないから販売所まで行けない」と販売所責任者に電話しました。
返答は「とりあえず来てくれ」でした。
いやいや、車で10分かかる所を歩いて来いって、しかも大雪で除雪もしてない所を…
…しぶしぶ歩いて行きました。
1時間かかりました。
それから新雪の中、歩いて新聞配達しました。
いつもなら2時間で終わるのが、3時間以上かかりました。最後のほうは足が上がりませんでしたね。笑
朝6時くらいになるとみんな雪に気づいて雪すかしをしてましたが、量が量なだけに諦めてましたね。
でも、諦めず車で出勤しようと家から出たはいいけど雪にハマってしまった車を何台も配達中に助けました。
自分もそれどころじゃなかったけど、見て見ぬ振りはできませんでした。
新聞を配り終えた頃には、本業に行く時間になっていて家に帰ってる時間がなくそのまま出勤。
もちろん徒歩で。
会社に着いて万歩計を見てみると20キロ近く歩いてました。深夜から20キロです。死にそうでした。とっても辛かったです。
さらに会社に着くなり雪すかし。
この日が新聞配達をしていて1番辛かったですね。
もちろん台風の時も辛かった。
ただ新聞を配るという単純作業に見えると思いますが、悪天候にも負けず配達員は配り続けています。
私が入社した後も何人も新しい人が入っては辞めてを繰り返してました。
新聞を配達するだけの簡単で楽な仕事だと思い込んで応募する人が多い気がします。
実際は天候や時間、睡魔と戦いながら配達しています。自分だけかも?笑
それを10年以上続けている方がいました。すごく元気でタフです。尊敬しています。
新聞配達は私にとってとてもいい経験になり、精神的にも強くなった気がします。
早起きは三文の徳といいますが、三文どころではありません。精神はお金で買えませんからね。
そんな新聞配達ですが、本業にも家族にも迷惑をかけることなく稼げていたので続けていましたが、ある日家族に迷惑をかけてしまったので辞めることにしました。
内容は秘密。笑
ながながと余談を書きましたが、付き合っていただきありがとうございます!