先月、50kmのトレイルランニングの大会に出場しました。
ゴール後、足の指に違和感があり恐る恐る確認してみると爪が青紫に変色していました。
痛みは無いし、少し色が変わっている程度なので放置していましたが、治るどころか色が爪全体に広がり次第に爪が剥がれました。
症状を調べてみると、どうやら爪下血腫というものらしいです。
爪下血腫(そうかけっしゅ)とは
爪の中に血液が溜まる状態のことをいいます。
原因
原因はぶつけたり、継続的に圧迫されると起こりやすくなります。
例えば、車のドアに指の先を挟んだり、足に重いものを落としたときなど。
また、シューズのサイズが小さくつま先が当たっていたり大きすぎて靴の中で足がズレることで起こってしまいます。
治療法
痛みがない場合は放置しても問題ないです。
新しい爪が下から生えてきて次第に剥がれるか消えます。剥がれる時も痛みはありませんが、爪がグラグラしている時に引っかけてしまうと痛いと思います。その時は絆創膏を貼って対策するとよいでしょう。
また、剥がれた後は感染症になりやすいので消毒をして新しい爪が生えるまでケアが必要です。
溜まった血液により爪の下の内圧が上がるため、ズキズキする強い痛みを感じた場合、爪に穴を開けて血液を出す方法がありますが、痛みが生じている場合は骨折の可能性もありえますので病院で診てもらったほうがいいです。
対策
ぶつけたり、挟んだりしてできる爪下血腫は対策というよりは気をつけるしかありません。
ランナーに起こりやすい爪下血腫はシューズが小さい、大きすぎるといった原因が主です。
足のサイズは日によって違いますし、左右でも大きさが違います。
シューズを購入する時不安がある場合はスタッフに相談しましょう。
また、シューズの中で足が動いて摩擦や圧迫がある場合、紐の締め付け具合で対策できます。
ヒールカップに踵を押し当てつま先の紐はややキツく、足首のほうは前後に動かしても痛くない程度に締めます。
靴下に滑り止めが付いているものを履くのも対策の一つだと思います。
Tabio レーシングラン五本指ソックス27~29cm ブルー
まとめ
今履いているトレランシューズで何度か大会に出場していましたが、爪下血腫になったのは今回が初めてです。
思い当たるのは、紐を適度に締めていなかったのが原因だと思います。
急な下りの時つま先が当たっているなぁと何度か思いながら走っていた覚えがあります。
その気付いた時に対策しておけばよかったと今は後悔しています。